■クロール改造法



野口智博・原英晃に学ぶ
クロール改造法


あらゆる水泳愛好家の方々、水泳指導者に送る
タイムアップのための理論的・実践的アドバイス

●監修・解説:野口智博  ●実演:原 英晃
●制作・発売:クエスト ●カラー 62分 ●片面・1層ディスク
[DVD]●商品番号 SPD-9001価格\5,280(本体\4,800)
※「誰でも泳げるクロール」も好評発売中!

クロール泳法を楽しく学びながら、もっと早く泳ぐことができるようになるための様々な方法を、トップスイマーが紹介する。プルの改善からキックの強化、そして身体全体を使った泳ぎ方など、日本競泳界クロールの第一人者原英晃が、自らの経験と記録の変遷をたどりながら順を追って紹介し、テレビ解説でおなじみ野口智博コーチがわかりやすく解説。これを実践すれば必ず早くなれる!


[収録内容]
蹴り下ろしを強くする
膝曲げキックの矯正
脚の持久力アップのためのアプローチ法
体幹の回転を意識的に大きく使う
腹斜筋を使う泳ぎ
肩甲骨の動きがストローク動作の鍵を握る
キャッチ動作で力まないように
2段階加速のプル
上半身・下半身強化のドライランド

野口 智博プロフィール

1966年生まれ。元400m自由形日本記録、アジア記録保持者。日本大学文理学部体育学科専任講師。日本大学水泳部四部門(競泳・飛び込み・水球・シンクロ)統括コーチ、日本水泳連盟競泳委員、日本体育学会世話人。
 選手時代は日本大学水泳部で主将を務め、日本学生選手権1500m自由形四連覇など日大のインカレ四連覇に貢献。85年、87年にはユニバーシアード大会にも出場した。卒業後セントラルスポーツ(株)に入社。90年北京で行われたアジア大会では、競泳日本の主将を務め、さらに400m自由形でアジア新記録を樹立し優勝を果たした。27歳で現役引退。日本大学水泳部のコーチに就任。その後、日本体育大学大学院にてトレーニング科学を履修、水泳指導の基礎理論を確立した。現在は日本大学文理学部体育学科で、体育学基礎演習、体育実技などの講義を担当。運動選手としての経験、初心者からトップアスリートにいたるまでの豊富な指導実績、日々進化するトレーニング科学など、多角的な視点での講義には定評がある。
 インターハイ、国体、日本選手権、様々な国際大会でのテレビ解説を務め、一般スイマーを対象にした水泳練習会での指導や、国体候補県代表選手のアドバイザーなども務める。『水泳コーチ教本』『ひとりでもできる水泳練習法』など著作物多数。

原 英晃プロフィール

1974年静岡市生まれ。日本大学卒。元国体水泳選手だった父親の指導を受け、小学校1年生で競技会に初参加。高校進学後、本格的に水泳を始める。高校3年時にインターハイ初出場、200m自由形で6位に入賞する。その後200m自由形で短水路日本高校新記録を樹立。大学1年で初の日本代表入りするも2年の時極度の貧血からスランプに陥る。一時は水泳への夢を断念しかけたものの、その直後に野口智博氏が日大水泳部コーチに就任。期を同じくして野田喜義氏(野田長生館医院長)と出会う。このふたつの出会いによりトレーニングが進化し、理論と知識が増え、食事などのコンディショニングに対しての意識が高まり、水泳の道を極めていった。その結果、1998年バンコクアジア競技大会800mリレーで金メダル獲得。2000年シドニーオリンピック代表選手選考会200m自由形で従来の記録を6年振りに更新する日本新記録を樹立。2001年福岡世界水泳選手権800mリレーでファイナリストとなり、日本新記録で7位入賞。2004年のアテネオリンピック代表選考会を兼ねた日本選手権では100m自由形準決勝で自己ベストを更新。決勝では若手の躍進を抑え3位に入賞。加齢との闘いを制したアスリートとして、多くのスイマーに大きな希望を与えた。秋に30歳を迎える今日まで、約11年間日本選手権のファイナリストとして、水泳界のトップの座に君臨しつづけている。400mリレー日本記録保持者。ミキハウス所属。