合気道の達人塩田剛三の神技を受け継ぎ、主宰する養神館合気道龍にて徹底した修練の日々を送る安藤毎夫。奥義を体現した正確無比な技と、合気道の理念そのままの人柄によって、千葉県・浦安を中心に合気道王国を築きつつある安藤が、合気道の武術としての本質について実演・解説する。すべての技の基本となる中心力の養成から、基本技各種、実戦的武術の証、人間修行としての合気道など。
[収録内容]
一人稽古 技法の原理 中心力 技法の感覚 一本の線 技法の意味 一体化 基本動作 基本技 自由技 養神館合気道龍道場開設5周年 達人の技 植芝盛平と塩田剛三 合気道の証1 武術としての合気道 合気道の証2 人間修行としての合気道 ■安藤毎夫 (あんどう つねお) 1956(昭和31)年10月29日、愛媛県新居浜市出身。徳島大学在学中より合気会系の合気道を始める。1981年、合気道養神館に入門。故塩田剛三館長の下、内弟子として厳しい修行に励む。1993年、養神館師範となる。1996年、独立し千葉県浦安市に自らの道場を設立。養神館合気道龍と名付ける。塩田剛三直伝の確かな技と、その人柄を慕い、日本ばかりでなく、海外からの門人も数多い。千葉県を中心に多数の支部が開設されており、近年ますます勢力を拡大中。1991年には、合気会と協力して浦安合気道連盟を結成。世界でも例のないユニークな組織を作り、合同演武会の開催、地域主催の行事への参加など、幅広く活発な活動を行なっている。