[収録内容]
武道とは生き延びるためのものであり、武道を修得することは、より深く生きることへとつながる。生きることに敏感にならざるをえない世界の各地から、多数の高弟たちが、毎年初見良昭のもとへと馳せ参じる。大光明祭セミナーは、武神・初見良昭が、武友たちとともに濃密な時を過ごす至福の時間でもある。
宗家自らが口伝によって教える武道のエッセンスは、高弟たちを通して、世界へと広がっていくのである。
大光明祭とは、その年の終り初見良昭の誕生日にちなんで宗家が世界の高弟たちに武神館の武術を伝授する、日本で開かれるセミナ−のことである。日本における毎日の稽古、「TAIKAI」の名のもとに世界各地で開催されるセミナ−の締めくくりとして、また翌年の稽古のテ−マを開示するために行われる。