初見良昭宗家が教える武道の真髄。ここに紹介する鎧組打、半棒術は、九鬼神伝流八法秘剣として伝わる技のひとつである。鎧は武士にとって非常に重い着用物であり、体術がしっかりできないと、闘うことができない。鎧組討は、あらゆる体術の粋といえる。半棒術の歴史は日本古来からあったという説で、戦の最中、槍を折られた武士が残った半分の柄を駆使して戦ったところから半棒術が生まれたと言われている。半棒はさらに仕込杖へと発展する。VHSで発売されていた2作品と新撮分を収録。
[収録内容]
「九鬼神伝流鎧組討」
構
技:生音、崩雪、天地、虎尾、夢枕、鬼碎、龍伏、打拂、四方捕
「九鬼神伝流半棒術・仕込杖」
三心之構
初傅:片手折、突落、打技、流捕、霞掛、行違、当返、顔碎
中傅:一本目〜九本目、四人捕、三人蹴捕
奥傅:太刀五人捕
初見 良昭 (はつみ まさあき)
昭和6年千葉生まれ。現代に生きる忍者として、世界中に弟子を多くもっている。
20数年前にアメリカで一大ブームとなり世界に飛び火した武道ブームの象徴とも称される。
欧米各国から数々の称号を授与され近年では名誉ある"Knight=騎士"の称号を得ている。